【第13回】【実例・成果集】補助金活用で受注単価・成約率が倍増したSIerのアライアンス成功事例

こんにちは。株式会社Result 代表取締役で、中小企業診断士・認定支援機関の佐藤勇樹です。
全13回にわたってお届けしてきた「SIer・ITベンダー向け補助金活用営業提案ノウハウ」連載も、今回がいよいよ最終回となります。
「補助金が営業の武器になる理論は分かったけれど、実際に提携(アライアンス)した企業はどのような成果を出しているのか?」と気になっている経営者様や営業責任者様も多いのではないでしょうか。今回は、弊社(認定支援機関:株式会社Result)と提携し、補助金提案を組み込んだことで受注単価・成約率の大幅向上や新規顧客の獲得を実現された3つの実例(ケーススタディ)をご紹介します。
1. 【事例1:中堅SIer】相見積もりによる値引き合戦を脱却し、平均受注単価が1.8倍にアップ!
1つ目の事例は、中小企業向けに生産管理システムや基幹システムのカスタム開発・導入支援を手がける中堅SIerのA社様(東京都)です。
A社様では、競合他社との相見積もり案件が増加し、「提案内容は評価されているのに、最後は数十万円〜数百万円の値引きを要求されて粗利益が削られる」という悪循環に悩まされていました。
💡 A社様のアライアンス導入ビフォーアフター
- Before: 1,200万円のシステム提案に対し、「予算オーバー」を理由に200万円以上の値引きに応じるケースが頻発。
- After: 「新事業進出・ものづくり補助金」および「省力化投資補助金(一般型)」の申請支援をセットで標準提案。
- 成果: 値引きゼロの正規価格1,200万円で成約しつつ、顧客の実質負担額を大幅に軽減。さらにオプション機能を追加した1,800万円の大型案件へのアップセルにも成功し、平均受注単価が1.8倍に増加しました。
「補助金申請の手続きは認定支援機関(Result社)がすべてサポートしてくれるため、自社の営業担当者は仕様定義や開発提案に専念できた」と高い評価をいただいております。
2. 【事例2:SaaSベンダー】「検討先送り」の失注率が半減!商談スピードが2倍に加速
2つ目の事例は、クラウド型業務効率化ソフト(SaaS)を全国展開するITベンダーのB社様です。
B社様の課題は、商談時の反応は良いものの「導入効果は理解できたが、今期の予算がないので来期に再検討する」と言われ、商談が長期化・先送りになって自然消滅(失注)してしまう点にありました。
💡 B社様のアライアンス導入ビフォーアフター
- Before: 導入費用・クラウド利用料(年間300万円)の提示で「検討先送り」され、失注率が40%に達していた。
- After: 「デジタル化・AI導入補助金2026(最大2年分のクラウド利用料+設定費が対象)」を組み合わせ、「公募締切までの申請スケジュール」を提示。
- 成果: 補助金活用により「今申し込まなければ損をする」という明確な導入理由が生まれ、検討先送りが半減し、商談開始から成約までの期間が従来の半分(約2ヶ月→1ヶ月未満)に短縮されました。
「公募締切という動かせない期限があることで、顧客の決断スピードが劇的に早くなった」という営業現場からの声が寄せられています。
3. 【事例3:機器販売店】カタログ掲載製品とセット提案で、地方競合店を全勝
3つ目の事例は、自動清掃ロボットや券売機・AI検品機器などを扱うOA機器・ITハードウェア販売店のC社様(関東圏)です。
C社様の地域では地元のライバル店が多く、スペックや製品単価の不毛な価格競争に巻き込まれていました。
💡 C社様のアライアンス導入ビフォーアフター
- Before: 単なる機器販売のため他社との差別化が難しく、コンペでの勝率が50%以下に低迷。
- After: 「省力化投資補助金(カタログ注文型)」の連携販売店として、認定支援機関とともにワンストップ申請サポート体制をアピール。
- 成果: 顧客側は「製品選定から補助金申請までまとめて任せられる安心感」を得られ、価格勝負を挑んできた地元競合店とのコンペで直近10件中9件を奪取(勝率90%)しました。
単なる製品の「物売り」から、補助金を組み合わせた「経営課題解決のパートナー」へと顧客からの立ち位置が大きく変化した好例です。
4. 提携開始までの簡単な3ステップ(初期費用・ノルマ一切なし)
株式会社Resultとのアライアンス提携は、手間やコストをかけずに即日〜短期間でスタート可能です。
- STEP 1:無料オンライン相談・アライアンス概要のご説明
貴社の取扱製品(開発系、SaaS、ハードウェア等)やターゲット顧客層をお伺いし、最適な補助金活用スキームをご提案します。 - STEP 2:提携契約の締結・営業用ツールの共有
初期費用や年間ノルマ、月額費用などは一切発生しません。顧客向け補助金案内チラシや提案用シミュレーションツールの共有を行います。 - STEP 3:案件ごとの共同アプローチ・申請サポート開始
具体的案件が発生した際、事前ヒアリングから申請書類作成、採択後のフォローまで弊社の中小企業診断士チームが全面的にバックアップします。
5. よくある質問(FAQ)
Q1. 地方に拠点を置くSIer・ベンダーですが、全国対応は可能ですか?
はい、完全に全国対応しております。Zoom等のオンライン会議システムを活用し、貴社営業担当者様・顧客・弊社の3者打ち合わせから申請手続きまでスムーズに進行できます。
Q2. 支援手数料(着手金・成功報酬)の仕組みはどうなっていますか?
基本的には完全成功報酬制(または一部低額着手金+成功報酬)となっており、採択された場合のみ発生する明朗な体系です。SIer・ベンダー様に費用負担が発生することはありません。
6. まとめ:補助金を最高の営業武器にして、成約率と顧客満足度を最大化しよう!
本連載を通じてお伝えしてきた通り、補助金は単なる「国からのもらい金」ではありません。適切に活用すれば、顧客の「費用負担」という最大の心理的ハードルを取り除き、貴社の高付加価値なシステム提案をスムーズに成約に導く最高の営業武器になります。
複雑な制度改定や書類手続きのリスクはすべて専門家に任せ、営業担当者様は本来の強みである「顧客の業務課題解決とシステム提案」に100%注力してください。
「自社製品で使える補助金を知りたい」「進行中の商談で補助金を提案したい」という企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。


